こんにちは。ライフオーガナイザーのayaです。
小学校の新学期が始まりましたね。
春休みの間に、息子が使っている文房具などが入っている引き出しを整理しました。
息子は文房具以外でも自分のものはとりあえずリビングにあるこの引き出しに入れています。
まず、引き出しの中のものを全部出して分けていきます。
「いる、いらない」の分け方ではなく、本人が分けやすいカテゴリーで4つに分けます。
息子は「ポケモンカード」「文房具」「その他(シール、キーホルダーなど)」「手放すもの」の4つに分けることにしました。
今回は、「種類別」に分けましたが、「使う頻度」や「好き嫌い」など本人が分けやすい分類でいいと思います。
分け終わったら、残すものを引き出しに収納していきます。その過程で「やっぱりいらない」というものや「別の所にしまう」という物もでてきました。
分かりやすいように収まったら終了です。
片付けをしていくなかで2軍落ちした「別の所にしまう」としたものの中にポケモンカードがありました。
前回の記事で書いたように、今ポケモンカードブームの真っ只中なのですが、ダブってしまったカードや弱いカードは別にして保管するそうです。
「もう使わないカードなんじゃないの?」と聞いてみると、「前のブームが終わった時に手放したのもったいなかったから、今回は取っておく。いつかまた使うかもしれないから。」とのことでした。
成長してるなーってうれしくなりました。
小さいころのおもちゃ整理の判断は「今、好きで遊びたいもの」か「今、遊んでいないもの」だったのですが、今回は判断理由に「過去の経験」「時間軸(これからの予測)」「損得」が出てきました。これからも色々経験して、判断基準が増えていくんだろうな。
子供の成長を感じると同時に、大人は増えてしまった判断基準と経験がじゃまをしてモノと向き合い難くなってるのかも、とも思いました。
「いつか使うかも」のいつかは来ないという経験や、逆に、やっぱり取っておいて良かったと思った経験。どちらもあったら、どうしていいか分からなくなってしまいますよね。そして、また結論を先延ばしにしてとりあえず取っておくなんてことも…
そんな時、私は、「今、どうしたいか」で判断することにしています。
そして、その判断を後に悔やむことになったとしても、「あの時はそれがベストだった!」と言いきることにしています。
私は、モノに対して思い出や損得など色々なものをのっけてしまっているので、手放す判断をするときには迷いや罪悪感があります。
手放して後悔した経験
取っておいたけど結局使わずに手放した経験
思い切って手放して清々した経験
手放した後に新しいものを買ってバージョンアップのすごさに驚いた経験
モノとそれにのっかている色々な感情と向き合って考えて判断していくことが自分のモノに対する考え方の軸を作っていくのではないかと思っています。
どの経験を自分の判断基準にするのかは自分で決められますものね。その時自分で決めたことには自信を持たなきゃ。
息子の「いつか使うかもだからとっておく」という判断もひとつの経験となって、彼のモノとの付き合い方の軸となってくれるといいと思います。
最後までお読みいただいてありがとうございました。